SSブログ

生い立ち(21) [先天性]

参加枠の上限に達していても、シャッフルする訳ではないので、
同じテーブルの方達と知り合う事になります。

私はこのイベントに2回参加し仲良くなれたのは8人、 
年齢も数歳の差はあるものの殆ど同世代、
子供の月齢も数ヶ月差、先日まで会話する人が一人もいなかった私に
知り合いが出来たのです。

私を入れてのこの9人は、再度転勤でバラバラになるまで
一緒の時を過ごしていく事になります。


私が持っている障害は子育てにも支障をきたしました。

知り合いが出来た事で色々な情報が入って来ます。

ある時 哺乳瓶の消毒について数人で話しをしていた時、
消毒液に付けるタイプは塩素の匂いが残る‥という話になりました。

実はその時、それを使っていた私、初めての子ですから不安になり、
哺乳瓶を何度も嗅いでみるのですが、私には全くわかりませんでした。


おむつもそうでした。

ある時、数人で部屋で会っていたときです。

話しが弾んで皆で楽しく過ごしていました。
一人のママが「あれ?誰か‥」と。
皆、自分の子を持ち上げて確認しています。

結局、私の子供だったのですが、言われなければ 
全く気付く事が出来ませんでした。

匂いが部屋に充満していたでしょう‥

迷惑かけてしまったし、私自身 とてもとても恥ずかしかったのです。


匂いのわからない私には、時間でチェックするか、
おむつの膨らみ具合で判断するか‥くらいしか対処方法がなく、
これは少し成長しパンツタイプになった後も変わりませんでした。


ママ同士で粉ミルクの味がどうとか、母乳の味がどうとか、
そんな話で盛り上がったりするのですが、

自分には味覚がないとは言えずに 苦しくなりました。

離乳食が始まっても、味付けがわからずに市販の物を多く用いるしかなく
添加物とか不安に感じていました。


当時「たまひよ」などの情報誌は刊行されていて、
初乳がどうの 陣痛がどうの離乳食が‥と先輩ママ達の体験談は大いに役立ちました。

しかし 当たり前ですが、
備わっている機能が欠損している人への
体験談など載っていません、全てが手探りでした。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

生い立ち(20) [先天性]

実家に2週間強・・世話になり、主人の転勤先に戻ります。

まだ3時間ごとの授乳の日々で、子供を寝かしつけるはずが
自分だけ寝ていた‥など常に寝不足、

朝、おむつを変えようと足を持ち上げたら、お尻が真っ赤
病院⇒カンジダ皮膚炎発症!

昨日の夜は何ともなかったのに、あれ?みたいな
初めての事ばかりのドタバタの中、ふと気付くのです。


主人が朝早く出勤してから夜遅くに帰宅するまで、誰とも会話もしていない事を。

転勤先で親戚はおろか、知り合いも一人もいないので、仕方がない事ですが‥
これではいけない!と動き出します。

しかしまた、集団に入ると その違いに翻弄される事になるのです。


まだパソコンがなかった時代、
情報誌を頼りに活路を見い出す事をしました。

暫くすると、
「転勤や結婚で引っ越しをされて来た皆さんお友達をつくりませんか?」の
タイトルが!

女性を対象としており、即座に参加申込みをしました。

当時私は30代、 そこには転勤や土地の方と結婚して引っ越しをして来た
幅広い年代の方々が参加されていました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

生い立ち(19) [先天性]

実家にはあの`父`がいます。
この父という存在を刺激しない事に、父以外の家族3人
全力を傾けてきた家です。

心臓がバクバクバクバクあの毎日の恐怖がよみがえり
不安感に苛まれました。


しかし実際に帰ってみると父の興味が赤ん坊に全て注がれ
住んでいた頃の様な事はありませんでした。

驚いたのは私の部屋のふすまに鍵が付いていた事。

丸の突起にL字部分を差し込む簡単な物でしたが、
生まれて初めて この家で、『安全で安心な空間』が
出来た瞬間でした。


滞在していた間スーパーへの買い物を母が担当してくれていました。

母が外出すると父と2人きりになります。

これは本当に困ったのですが、父との空間に居る事ができないのです。

心臓がドキドキ高鳴り ソワソワソワソワ落ち着かず、
“母よ早く帰って” そればかり思っていました。

父とは会話も長続きせず変わらず恐怖の存在でしかありませんでした。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

生い立ち(18) [先天性]

妊娠にあたり母親か言われていた事がありました。
それは、出産は、「大きい病院にしなさい」でした。

3月に出産するはずの母は、12月に産気づき私達を生みます。

タクシーで向かった駐車場から玄関 診察室まで、
小さな 小さな私たちがいつ落ちてきても大丈夫な様に、

看護師さんが母の足の間に'受け'を用意しながらだったそうで、
何かがあった場合のその経験からでした。


私の妊娠期間は、安定期あたりからの長期の入院となり
血管がもろくなってルート確保に苦労したりと色々ありましたが、

食に興味がなく自分の食事をきちんと作らない私では、
切迫でのこの管理入院がなければお腹の子は育たなかったと思います。

もうかなり前に産科、小児科を廃業してしまいましたが、
先生や助産師さん一人一人 覚えています。


私のお世話なった病院は以前に、

“出産後悪化し問題が起きた事がある”という理由で、

股関節の悪い妊婦には自然分娩をいっさい認めず、
出産方法は帝王切開一択でした。

1ヶ月後の傷の具合と子供の検診これを待って、
主人の要望もあり産褥期を過ごす為実家に帰る事になりました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

自分の事 [障害]

私は先天性の障害と疾患、遺伝性の難病を持って生まれました。

家族も今の言葉で言うところの”機能不全家族”
私の障害を理解してくれる事はありませんでした。

それでも懸命に生きてきました。

妊娠中の母が何をしたでもないのに、何故、障害が?と
疑問が消えず、四柱推命や占い、レイキetc.. 渡り歩き、

40代である人との出会いで、何かしらの障害を持って生まれてくる理由や、
ほかにも 手術しても何をしても改善が見られず、

ステロイドを含む処方薬を飲み続けていかなければならない状態から
(要は、もう手だてがない状態)
改善に向かいました。

この様に投稿すると「宗教?」と思われるかもしれませんが、
宗教ではありません。

世の中には重力が目に見えないように、
自分の常識では測れない事も存在します。

みなさまにわかりやすく理解して頂くには、まず私の事を
知って頂く必要があると考え、

生い立ちから投稿しています。


また何をやってもうまくいかない、
自閉症や学習障害、後遺症や病気、

悩みや苦しみを抱え、つらい思いをしている方、

最後までどうぞご覧いただければ幸いです。


お世話になった方のInstagramを貼り付けします。
ご覧になってみてください。

この方はご自分で会社を経営されていながら、
その能力でたくさんの方を助けています。
宗教ではありません。

さわりの記事だけで判断されず、
長い期間かけて読みすすめてください。

苦しみのトンネルから抜け出る希望となります。


七条文堂(まお)さん

https://instagram.com/maoo_511?igshid=YmMyMTA2M2Y=



















nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。