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生い立ち(18) [先天性]

妊娠にあたり母親か言われていた事がありました。
それは、出産は、「大きい病院にしなさい」でした。

3月に出産するはずの母は、12月に産気づき私達を生みます。

タクシーで向かった駐車場から玄関 診察室まで、
小さな 小さな私たちがいつ落ちてきても大丈夫な様に、

看護師さんが母の足の間に'受け'を用意しながらだったそうで、
何かがあった場合のその経験からでした。


私の妊娠期間は、安定期あたりからの長期の入院となり
血管がもろくなってルート確保に苦労したりと色々ありましたが、

食に興味がなく自分の食事をきちんと作らない私では、
切迫でのこの管理入院がなければお腹の子は育たなかったと思います。

もうかなり前に産科、小児科を廃業してしまいましたが、
先生や助産師さん一人一人 覚えています。


私のお世話なった病院は以前に、

“出産後悪化し問題が起きた事がある”という理由で、

股関節の悪い妊婦には自然分娩をいっさい認めず、
出産方法は帝王切開一択でした。

1ヶ月後の傷の具合と子供の検診これを待って、
主人の要望もあり産褥期を過ごす為実家に帰る事になりました。

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