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生い立ち(4) [先天性]

保育園でお友達と何かをする、
例えば、鉄棒やすべり台、小さなタイヤの上を歩く、
皆で順番にするのですが、すべり台の階段が怖くて登れない、
足がガクガクして力が入らない・・等、
皆と同じ事ができないのです。

後ろから矢継ぎ早に「早く~」の声がかかります。

砂場遊びやお絵描き等ではとがめられる事はありませんでした。

そのかわり、工作で苦しみ、運動で苦しみ、
こんな小さな時からレクレーション大会や運動会は苦しみの種でした。


かけっこをしても大幅に離されます、集団は遥か先です。

親子で行う玉入れも、小さな小さな私には全く入りません。

“自分より劣っている”と判断されると、
たとえ幼い子供であっても、心無い態度や言葉を浴びる事となります。


私の両親は『学校は休むべきではない!』という考えの持ち主で、
私がどんな状況にあろうと、休ませてはくれませんでした。

ただ唯一 双子であった為に、一人が熱を出すともう一人も熱を出し、
熱でふぅふぅ言いながらも、家に居られる事が嬉しかった事を覚えています。


そんな保育園時代を数年過ごし、地区の小学校に進学する為、
弟と共に入学の為の手続きに入った頃の事です。

後から母が話してくれたのですが、市の担当者の方から
「娘さんだけ1年遅らせてはいかがでしょうか?」と提案されたそうです。


市の担当者の方からの提案を、両親は辞退しました。

“双子であるのに、学年が変わってしまうのは困る”というのが理由でしたが、
今でも、弟と同じ進学で良かったのか、1年遅らせて少しの成長を待ってからの
入学が良かったのかは今もわかりません。


紆余曲折はありながらも、私と弟は地区の小学校へ入学します。

小学校は6年あり、身体や心、全ての面で成長していきます、
成長に伴い、教育カリキュラムが私の身体と心を蝕んでいく事になります。

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